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評決裁判員と裁判官の合議体が､事件についての評議を終えたのちに､被告人の有罪･無罪を決め､そして有罪となった場合には被告人の受けるべき刑罰を決める手続き。議論が深まった結果の全員一致が望ましいのだろうが､そうならなければ多数決(過半数)によることになる。ただし､裁判員と裁判官とがそれぞれ最低1人ずつは有罪に賛成していなければ被告人を有罪にできない､などの配慮が加えられている(裁判員法67条)。たとえば裁判官3人が無罪､裁判員6人が有罪とした場合には､多数意見は有罪だが､裁判官が1人も賛成していないので無罪となる。なお､プロの裁判官とシロウトの裁判員とで1票の価値に差はない。とは…
