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深夜放送1988(昭和63)年9月からNHKラジオは､昭和天皇の容態報道に対応するため､午前〇時〜5時も放送を行い､それをきっかけに24時間放送の検討をはじめる。当時の深夜放送は『オールナイトニッポン』『セイ!ヤング』､『走れ歌謡曲』『歌うヘッドライン』など若者や長距離トラック運転手向けで､タレントが賑やかに番組を案内していた。NHKは､ニュースや気象･災害情報を随所で流し､静かな音楽をかけ､OBアナウンサーが丁寧にゆっくりと話すという､先行する番組とは逆のコンセプトで､89(平成1)年に67時間連続､90年に10夜連続放送を行い､新たなラジオの深夜枠を開拓した。とは…
